居心地のいい会社が「自分にとって良い会社」だとは限らない話
自分にとって良い会社の基準ってなんだろう?
どうも、末端社員おにーさんです。何をもってして自分にとって良い会社なのか・・・という考え方は、人によってそれぞれだと思います。そんなおにーさんは同じ会社に10年もいます。
これは、知らずのうちに居心地がいいと感じていた結果なんでしょうね。
でも、ずっといるからこそ本当に10年も勤続してもよかったのかどうか、居心地がいい会社にいるどういうことになるのか、体験をもとに語ってみたいと思います。
居心地がいいというのは、一概にいうことはできません。先述したとおり、その人の受け取り方によって違うからです。
居心地がいいと感じる一般的な理由
例えば、思いつくのはこういったものでしょうか。
- 先輩や上司が優しい
- 同僚や同じチームのメンバーと仲が良い
- 有給休暇が取得しやすい
- 待遇に満足している
- 残業がない
- スキルアップしやすい
- 福利厚生が充実している
- 仕事が楽
居心地がいい?会社での体験談
私は、10年も同じ会社にいます。すくなからず居心地が良かったのでしょうね。給与がめちゃくちゃいい、というわけではないですが、適度に上司とフィードバックや面談ができて、言いたいことが言える。仲間意識の強い同僚達のおかげで一緒に頑張ろうと思える。
○○に挑戦してみたい、というとリソースや能力は判断されますが、概ねGOサインが出る。
○○に挑戦してみたい、というとリソースや能力は判断されますが、概ねGOサインが出る。
新型肺炎が流行っているので、普段から使えるテレワーク制度が、さらに全社員推奨レベルで施行される。きっと世間からみると働きやすくて「居心地が良い会社」に見えるでしょう。
でも、私自身この会社自体を本当に好きなのかは未だに不明です。正直なところ入社当初は誰でもOJTを受ければできるレベルの仕事ばかりでした。それは直属の上司の能力や采配にもよりますが、自分らしく働けるようになったのは3年くらい前からでしょうね。
でも、私自身この会社自体を本当に好きなのかは未だに不明です。正直なところ入社当初は誰でもOJTを受ければできるレベルの仕事ばかりでした。それは直属の上司の能力や采配にもよりますが、自分らしく働けるようになったのは3年くらい前からでしょうね。
それでも自分にとって良い会社かどうか自信がもてないまま10年が経ちました。
ずっといることのメリット
この会社にずっといることのメリットは、ここ3年くらいの働き方にあるでしょう。その主な理由として、自分らしく仕事ができるようになったからだと思っています。ちょうど3年くらい前の時期に上司が変わりました。自分の意思を伝えやすくなったことがきっかけで、新しいスキルも覚え、新しいジャンルに挑戦することもできました。毎日が楽しくなりました。後輩もできて頼られるようにもなりました。
世間一般として、ずっと同じ会社にいることのメリットを考えるとすれば、「変わることを恐れない人がしっかり変わって成長できる」ということかなと思っています。
世間一般として、ずっと同じ会社にいることのメリットを考えるとすれば、「変わることを恐れない人がしっかり変わって成長できる」ということかなと思っています。
ずっといれば、会社は世の中の流れと一緒で変わっていかなければいけないタイミングというのは出てきます。そうすると全社をあげて、○○に取り組もう、働き方改革をしようといったものは出てくるので、否が応でも会社の雰囲気なども含めて自分も変わって行くのでしょう。(変わるのがだめでやめちゃう人もいますけど)
そうすると仕事の内容も変わっていくので、新しいことを覚えたりスキルを覚えたりしなければならず、、、でもそれはきっと自分にとっていい経験になると思います。
ずっといることのデメリット
これはシンプルだと思います。
メリットとは逆で、変わらないことが好きな人たち。ずっとこのままがいいというタイプは私の会社にもいます。それは彼らの性分というか、働き方のあり方なので否定はしません。
ですが、変わらないこと=チャレンジする機会を捨てているのだと感じます。
また、会社自体が同じ慣習のなかで運営されてきたようなところであれば居心地がよくても、チャレンジしたかったり、新しいことが好きだったりする人にとっては苦痛ですよね。
誰でもできるような仕事ばかりしていたし、上司にチャレンジしたいと直訴しても煮えきらない返事ばかりで本当にやるきが出なかった。
ただ、最初に挙げたように有給休暇はとりやすかったし、めちゃくちゃ怒られるということもないし、仲間といると楽しいといった、いわゆる居心地が良い状況から抜け出せなくなっていました。
ただ、最初に挙げたように有給休暇はとりやすかったし、めちゃくちゃ怒られるということもないし、仲間といると楽しいといった、いわゆる居心地が良い状況から抜け出せなくなっていました。
結果、資格取得や社外活動も含めてあまりスキルアップできたことがなかったように思います。
まとめると、デメリットとしては、変わりにくい環境にいるなら本人の望む望まない関係なく、だらだらと年月が過ぎてしまうこと。そのせいで無駄に年齢だけ重ねてしまっている可能性があるということでしょうか。
まとめると、デメリットとしては、変わりにくい環境にいるなら本人の望む望まない関係なく、だらだらと年月が過ぎてしまうこと。そのせいで無駄に年齢だけ重ねてしまっている可能性があるということでしょうか。
そして、その間に覚えられたかもしれない経験やスキルが他の会社でできたかもしれないということを考えてしまうのです。
なぜかずっといる人たち
私の後輩や同僚には、能力的な意味であきらかにこの会社じゃなくても(むしろこの会社じゃないほうが)いいと思われるタイプの人たちがいます。彼らは、なぜそんなに無理してまで会社にいるんでしょうか。
その子たちは誰でもできるような仕事ができるまで少しだけ時間がかかりました。主にPCスキルとか立ち回りとかそういった点です。
そして現在でもなかなか待遇は良くならずに勤務しています。一度だけ、真剣に合う合わないを考えて今後仕事することを考えたほうがいいよ、と伝えたことはあります。が、本人たちも頑張りたい意思はあるので強くは言えません。
本人たちはずっとこの会社にいたいようですが、私や周りの人間から見るとぬるま湯にずっと浸かっているように見えるので、そんなにこの会社に固執しないほうがいいんじゃないかなと思うことは結構あります。
本人たちはずっとこの会社にいたいようですが、私や周りの人間から見るとぬるま湯にずっと浸かっているように見えるので、そんなにこの会社に固執しないほうがいいんじゃないかなと思うことは結構あります。
スキル的にも仕事の相性的にもです。私には彼らが人生を無駄にしているようにしか見えないのです。でもきっと、おそらく本人たちも知らずのうちに居心地良さを感じているのでしょう。
その結果、誰でもできる仕事で褒められて喜んで満足しているシーンを見かけます。彼らの中で自分がこんなにできた!と勘違いしてしまうボーダーができてしまった気がしています。
私が一番、声に出していいたいことは、「ずっと同じ会社にいる必要はないんだよ」ということです。
その結果、誰でもできる仕事で褒められて喜んで満足しているシーンを見かけます。彼らの中で自分がこんなにできた!と勘違いしてしまうボーダーができてしまった気がしています。
まとめ
私が一番、声に出していいたいことは、「ずっと同じ会社にいる必要はないんだよ」ということです。
長く勤務していれば様々な経験もたまってくるでしょう。でもそれは、本当にその会社じゃないと経験できないことだったのでしょうか?
与えられた仕事をできるようになる、ということは大事ではあります。ですが、得手不得手だったり、上司や同僚との関係など、仕事をする上での環境を考慮したときに、別の会社のほうがもっと良かったのではなかっただろうか?と、再考してもよい気がします。
入社した最初の数年間もしくは直近の数年間を省みたときに、その数年間は本当に自分のためになっていたのか?そんなことをせず、別のやりたいことに時間を割いてもよかったんじゃないか?と思い返してみてください。
私が言えた義理ではないですが、挑戦すること・自分の社会人としての道筋を考えることをやめてしまうと、会社の中に居心地良さを感じてしまうような気がします。客観的に自分はこのままでいいのかと考えることすらせずにね。
その結果、会社の中の一部の業務の中という井の中の蛙状態になり、他人から見ると「え?それくらいのことができただけで喜んでるの?」と思われるのです。今の私なら嫌ですよ絶対。
先輩も上司も同僚も後輩もみんな仲良くやれる反面、なんとなく5年が過ぎてしまったとか、何もスキルアップできていなかったということがないように、是非今後の道筋を考えてみてください。こんな時代だからこそ、環境を変える決断は早いほうがいいです。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿