どうも、末端社員おにーさんです。

私は、以前会社の昇進試験を受けたことがあります。そして見事に落ちました。

試験内容としては下記のような一般的なものです。

  • 筆記(自宅でSPI)
  • 一次面接(所属部署の部長クラス数人と人事担当者)
  • 最終面接(本部長クラスと人事担当者の偉い人)
その試験から1年程度経過したある日、今一度自分を見つめ直してみたのですが、そのときなぜか天啓のようなものが落ち、今の会社での昇進を諦めることにしました。

今回は、なぜそう考えるようになったかをご紹介します。もし、昇進試験をこれから受けるか迷っている方の背中の後押しとなれば幸いです。


昇進を諦めた理由

まず、私がいる会社の昇進試験について語りましょう。

試験はいわゆるライン長(一般的な会社で言うところの役職者。例えば係長とか部長レベル)になれる権利をもらえる試験です。また同じ正社員でも功績によってグレードが変わり、給与額にも反映されます。

あくまでも権利なので評価が伴わない場合は昇進しないままです。

うちの会社は前期後期制で半年ごとに社員を評価し給料が変動します。

その際、評価が良ければ社員グレードは上がるので、役職者じゃなくても試験をうけていない人より給料は良くなります。

役職者になるか、役職者にならなくても社員グレードを上げて給料を増やすための試験ということになりますね。

ともあれ、そんな試験を私は受験し、最終面接で落とされました。

ちなみに、うちの会社はそこそこ大きいのですが、試験の合格者・不合格者関係なく昇進試験時に関するフィードバックがもらえる良い会社です。それを聞いて「またリベンジします」と上長に決意表明をしましたが、1〜2ヶ月経過したときにあれ?って思うようになったのです。


理由1:落とされた理由に納得がいかなくなった

不合格を通知されたたあと、2ヶ月くらいした頃に最終面接を担当していただいた役職の方と面談をする機会があったのですが、そこでいろいろな話を聞くことができました。そこで私が感じたのは下記です。

  • 熱意や実績、今後の展望、将来性などはしっかり伝わっていたようだ
  • なんとなく気づいていたが、わざとふわっとした質問をしていたようだ

自分で言うのもなんですが、仕事上の相手とのコミュニケーションにおける相互確認とかそんなのはしょっちゅうやっているので、まさか試験でそんなふわっとした質問のされかたをされるとは思いませんでした。

まぁ、これも試験ですので面接官や人事担当者の自由ですから、今となっては本番でそういう対応力がだせなかった自分が悪いのかなと思っています。これはもちろんマイナスポイントをもらっても仕方がないと思いました。

私が納得いかなかったのは、合否判断の主軸がそこだったからです。じゃあ、これまでの実績や今後の展望と、それを実現できる能力があると認めてくれていたところはガン無視ですかと・・・。なんのための面接だったんだろうなと。

過去の実績や、今後、面接で伝えた展望が実現できる人間であるかどうか判断するための試験という位置づけなはずなのに、わざわざしなくてもいいひっかけをして、そこでうまく反応できなかったという点だけしか見てもらえなかったことに驚きと 悲しさと いとしさと せつなさと 心強さを感じました。(ネタ古い


理由2:リベンジしても今後の待遇に期待ができない

うちの会社は、新しい人事基準ができると、毎年1回ほど人事担当者が各拠点をまわってその制度について説明してまわることがあります。

不合格になった少しあとに、その年度の制度について説明会がありました。

そこで衝撃だったのが、昇進にかける労力に対しての昇給や役職者へ就任するまでの道のりが大変すぎる基準になってしまったことです。

かんたんに言うと、じわじわ型昇給制度という感じでしょうか。昇進試験を受けている役職者じゃない社員も全くおなじ制度の対象でした。

うちの会社は、本社以外の各地方にもたくさんの拠点があります。

業務内容についても、地方の拠点社員でも本社社員と同じレベルの業務をしている我々のような社員もいますが、あきらかに本社と社員で給与額に差があるのです。

説明会のあとの質問タイムでは割と不服だった社員たちからのクレームのようなコメントばかりでそれはもう悲惨でした。

長い目でみれば昇給していないこともないという感じの昇給制度で、たくさんもらうには役職者にならないといけない、でもそこまでの道のりはめちゃくちゃ長い、と言われればだれでもショックでしょうね。

私も一獲千金を狙いたいわけではないのですが「昇進したところでまっとうな年収になるまで何年かかるのか・・・」と思ってしまいました。


理由3:脱サラという方向性を考え始めた

理由1と2に至ったあと、自分なりに今後の将来を考えてみました。

そうしていったん昇進というものを考えないようにし、人生の選択肢から外しました。

もちろん、「諦めた」というのは悪い意味ではないです。

仮にこの会社での昇進を諦めたことで、じゃあこれからどうしようか、と改めて考えるきっかけができたのです。

なんというか、今後はそういうふうに考えていかなきゃ!と無意識に思った気がします。

それが、脱サラや仕事を変えるという考えにいたったきっかけです。


副業OKなので始めてみようと思った

考えを整理したとき、はじめに思いついたのは副業です。

自分の考えを整理したときに、

  • この会社で行けるところまで行きたいのか?
  • 単純に自身の収入を増やしたいのか?
  • 他にチャレンジしたいことはないのか?

などと言ったことを考えるようになった結果、副業をするという選択肢がうまれました。

うちの会社は主務に影響がでなければ副業をしてもいい制度があります。

まだ何も準備していませんでしたが申請をすることにしました。

申請書にはどういう副業をするのか?という記述欄があったため整理してみました。

考えを整理すると、だいたいの方向性が決まりました。

  • 副業で社内とは全く関係ないジャンルに挑戦し知識やスキルアップしたい
  • うまく活かせば小遣い稼ぎにはできるかも?
  • もっと深く入って熱中して経験が積めれば、自力で稼げる(脱サラ)も可能に?
などと考えました。

もともと、うまいかどうかはおいといて、文章を書くのが好きになってきているタイミングでもあるため、ライティング技術を磨こうと思っています。

そのためのブログでもあるんですよね。まだまだ下手くそな文章ですが。

また、手に職をつける、というのも以前から挑戦してみたかったことで、会社でやっているプログラミングの技術を社外でも磨いたり、もっと別のクリエイティブな活動に挑戦するのも良いなと今、いろいろと考えをまとめているところです。


親の引退を考えるようになった

私の親は小さいながらも有限会社を経営しています。

幸いにも私が好きな、ネットや文章に関係する業務もあり、自分の副業でそういった知識を磨きつつ、親の跡を継ぐという選択肢が増えました。

私もすでに、転職活動をするには少し不利な年齢になってきたこともあり、会社を変えるのではなく、自分でできることをさらに増やし、親の会社を安定させたほうが人生おもしろそうだ、と感じました。

【追記】この記事を書いてからさらに1年近く経過しましたが、ついに気持ちを固めました。

今後は親の会社を引き継ぐための経験値をさらに増やし、

「2年以内に継ぐつもりである。だからどういったことに今から注力していけばいいか教えてほしい」

と親に伝えました。さぁ、私の人生はこれからだ。


世界が広がった部分

副業や親の会社を継ぐという要素もありますが一番考え方が変わった部分は、

  • この会社にずっといる必要はない(まぁまぁいるつもりだった)
  • 自分で稼げるようになったその経験をためていったほうが楽しそう
  • 培った知識で、助けがいる人たちへ還元しよう
  • なんならお助けマンとしての仕事もしよう
  • 自分がなぜ働くのか何のために仕事をするのかが大事

と、思えるようになったことです。

また、そういう考えをもつようになって「あと○年経つまでにこうなろう!」というビジョンを自分でもって取り組む姿勢を作れました。

そして、それを関係がある人と共有することで、常に実現させるための行動基準や意識改革のようなものができたのです。

数年前の私であれば、居心地のいい会社になんとなくずっといて、いつかは退職するんだろうなぁ~と、平凡な日々を送っていたことでしょう。

私は自分自身で思い出したのです。

そう、私は本来「刺激的で新鮮な毎日を生きたいのだ」と。

そのためにどう行動していけばいいか気づいたのです。

まとめ

もちろん昇進することで、会社で働く意義ややりがいをもとめる人もいるのでしょう。

ですが、私が今回言いたいのは、その会社やその働き方にこだわる必要はないんだ、ということです。

昇進する以外にも給料ややりがいを見つけることができるのだということです。

昨今、働き方改革のおかげでいろいろな業務スタイルが確立されつつあります。

もし、昇進を諦めたほうがいいのかなと思っているなら、ぜひ会社の外に視野を広げてみましょう。

今後の経験に役立つ別の方法や、収入アップさせられる方法などを探したほうが、楽しいし自分のためになると思って行動したほうが建設的で人生を無駄にしない気がします。

もちろん昇進してその会社でもっと上に行くんだ!と思うのも当然良いことです。

要は、自分の今後を考えたときに、こだわりすぎずに柔軟に考えながら道筋をたてて考えていかないといけないんだなということに、気づこう!という話です。

私は親に宣言しました。あと2年でやってやるぜ!と。

今の会社でみんなと仲良く仕事をしていることも楽しく平穏なのですが、やはり根底には新しいことが大好きである、という行動理念があるのです。

居心地が良すぎたせいで、昇進試験を受けることが当たり前と思っていた自分から、そうではない選択肢もあるのだと気づけた自分に買われたのです。

今の会社で満足という方もいるでしょうが、そうではない方もいるはず。

そんな方にはこちらも参考になるでしょう。居心地のいい会社が「自分にとって良い会社」だとは限らない話

手遅れになる前に自分の人生を見つめ直すことは何も恥ずかしくないです。

1回きりの人生とはよく言ったものですが、本当にその通りだと思います。